【新しい本に出会う本屋】六本木にある文喫に行ってみた!
こんにちは!ぶんラブです。
今回は六本木にある文喫に行ってきたのでその紹介をしたいと思います。
[基本情報]
所在地: 〒106-0032 東京都港区六本木6-1-20 六本木電気ビル1F
アクセス:地下鉄日比谷線・大江戸線六本木駅 3・1A出口より右方向に約一分
入場料:1,500円(税別) ※土日祝の入場料は1,800円(税別)
[感想]
では早速文喫に行ってきた感想を主に三つの観点から発信したいと思います。
- 普段手に取らない本に出会える配置
- 読書に集中できる環境
- おすすめの楽しみ方
①普段手に取らない本に出会える配置
文喫には約三万冊の本が置いてあります。
皆さんは三万という数字を聞いてどう思うでしょうか?
正直よくわからないと思います(笑)
では実際に行ってきた私の感覚を述べたいと思います。
私の感覚としては正直、三万冊というのは本屋にしては大分少ないほうだと感じました。
写真を見てください
この写真に写ってるのが全体の八割くらいです。
一般的な本屋と比べると少ないほうだというのがわかると思います。
例えば、一般的な本屋では全体の20パーセントくらいを占める文庫本コーナーですがぶん喫茶ではこの一角にしかなく、有名な作家でも一人につき大体二冊か三冊くらいしかレパートリーがありません。
これらを踏まえて私が言いたいのは
文喫の魅力は蔵書数ではありません。
その厳選された良書です。
皆さんが普通本屋に行くときは何を考えているのでしょうか?
もちろん人によって異なるとは思いますが、多くの人は目当ての本を探しに行くというのが多いのではないでしょうか?
では文喫はどうでしょうか?
私は何も考えずに行く本屋だと思います。
なぜなら文喫においてあるのは普段目にしないような本が多く、目当ての本を探す場としては不向きだからです。
そうではなく何も考えずに行き、今まで見たことがない本に出合うという出会いの場として考えるのが良いと思います。
そして文喫には新しい本と出合うための工夫がされています。
ではまずこの写真を見てください。
文喫ではこのように本がジャンル別に並べられています。
そして同じジャンル内でも並べ方が特殊になっています。
例えば「歴史」というジャンルでは出版社別ではなく、歴史順にならんでいて一番左が縄文時代でどこから時代が進むごとに右に並べられています。
また、文庫本、ハードカバー、参考書、写真集が同じ列に並んでいるのもとても面白いと思いました。
②読書に集中できる環境
文喫には1500円の入場料に見合う読書に集中可能な環境があります。
まず音楽です。
文喫ではゆったりとした音楽が流れ続けています。
この音楽によって、来場者はリラックスして本を読むことができるのです。
また飲み放題のコーヒーと煎茶も大きな魅力の一つです。
飲み放題と聞くとあまり美味しくないのでは?と思う人も多いと思います。
しかし私が保証します。
ここのコーヒーと煎茶は美味しいです。
美味しすぎて私は合わせて4杯飲みました。
美味しいドリンクを飲みながらする読書は最高でした!
文喫にはさまざまなタイプの椅子があります。
私は普通の木製の椅子を選びましたが、足置きがあるタイプの椅子やクッションタイプの椅子、大きな机とセットになっている椅子など様々なタイプの椅子があり、来場者は自分が一番集中できる態勢で読書ができるようになっています。
③おすすめの楽しみ方
ここでは私のおすすめする文喫の楽しみ方をお勧めしたいと思います。
それは「すべてのジャンルから一冊ずつ選んで読む」というものです。
どういうことでしょうか?
この写真を見てください。
先ほど述べたように文喫では本がジャンルによって分けられています。
そしてたとえば「文化」というジャンルから一冊、「歴史」から一冊、そして「日本文学」から一冊というように「一つのジャンルから一冊」選んで読んでいきます。
普段本をあまり読まない人や、少ししか読まない人の中には本屋に行っても一つのジャンル、例えば漫画や小説などしか見ないという人はが多いのではないでしょうか?
しかしこの方法では、自分が普段注目しないジャンルの本も読むことになるので自分が好きなジャンルが新しくみつかるかもしれないのです。
実際に私もこの方法で、普段見向きもしなかった歴史関係の本を読み、歴史というジャンルに興味を持ちました。
そしてその中から気に入った本や、手元においていつでも見たいと思える本があればそれを購入すればよいのです。
[注意点]
文喫に行くときには一つ注意点があります。
文喫には二階に閲覧室があります。
この席の特徴としては大きな机と照明があることです。
そしてこの席はpc作業をしている人に大変人気で、私は平日の10時ごろに行ったのですが、その時にはすでに満席でした。
なのでもし文喫の閲覧席を利用して作業に集中したいという方は早めに行っといたほうが無難だと思います。
[まとめ]
今回は文喫のレビューをしました。
「本と出会うための本屋」というコンセプトがぴったりの素敵な本屋でした!
ぜひ皆さんも行ってみてください!